心臓病とむくみの関係

■心臓病とむくみ

心臓病を患っている方には、むくみはよく出やすい症状といわれています。それは、心臓病になった場合「うっ血性心不全」という、心臓から血液を送り出す量(心拍出量といいます)が激減するという状態になりやすく、それが原因で腎臓などの内臓や体内に血液がいきわたらなくなるために結果むくみが起こる、というようなことになるのだそうです。

このうっ血性心不全は先天性心疾患やリウマチ性心炎、高血圧精神疾患に不整脈などといったさまざまな種類の病気から起こりうる症状なので、心臓病の方には高い確率で付随する病気ともいえます。

この症状は心臓機能が遺伝で弱いという方にも出やすいということなので、自分の親戚などに心臓が弱い人がいる、という方は遺伝している可能性もありますので注意しておいたほうがいいと思いますよ。


■心臓病のむくみの兆候とは

心臓病が原因になるむくみは「足元から」出始めると言われています。
心臓病にかかると血液循環が悪くなり、そうなるとうまく循環できなかった血液の水分がその場に滞り、それが皮膚下にたまることでむくむのですが、心臓から一番遠い場所にある足は特に循環がうまく行われないためにむくみやすくなるのだそうです。

また、心臓病のむくみの場合はそれと同時に動悸や息切れ、呼吸困難などといった種類の症状を伴うことがあるので無理な運動も禁物です。

そういった症状の兆候として注目しておきたいのが「むくみとともに体重が増える」ということ。不整脈などの心臓病になり、むくみが出始めると同時に「尿が出にくくなる」という現象が起こるので、体重はどんどん増えていくのです。
ですので、できるならばまめに体重を量って自分の健康状態を把握しておくというのはとても大切なことなんですよ。


■心臓病と食べ物

むくみなどたくさんの症状を引き起こす心臓病ですし、それに対処ができる薬も次々と開発されていますが、病気を未然に予防するならばやはり食べ物に気を遣った「食事療法」を行うのが一番です(昔から食事は薬になるという「医食同源」という言葉もありますしね)。心臓病からくるむくみ(心臓性浮腫といいます)を防ぐための食事療法としては、まず塩分を減らすことからはじめるとよいとも言われています。

簡単なところから始めると、「ラーメンのおつゆを飲まない」「ドレッシングのかけすぎをやめる」「料理はおだしをとる」など、ちょっとしたことでも塩分のとりすぎを防ぐことができます。日常を見返してみて、しょっぱい料理を多く食べているな...と思う方はちょっと薄味にしてみようかと考えるなどすると、ずいぶんと変わってきますよ。


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